
エンタメの着うた配信
寝るときは枕元にないと寝れないし、お風呂にもトイレにも持ち込みいじっています。
外出の時、忘れかけたら遅刻しても取りに帰ります。
そんなことになったのは、私が全てをスマホで管理しているからです。
物が多いのがもともと苦手で、できる限りコンパクトにまとめます。
大事な情報もスマホで管理しています。
そのため、どんなときでも一緒に行動するのです。
いつものように、スマホで色んなサイトを目的もなく、開いては閉じ、開いては閉じ、物色していました。
これは、自分の心を刺激する情報を探すためで、素晴らしいものを知れることがあるんです。
興味を強く引くものに出会うことはないが、淡々とページに目を通していると、ふと感じることがありました。
それは、エンタメのページを何ページか似たものを読んでいた時です。
一つのグループについて新しい情報が掲載された記事、スーッと画面をスクロールすると、異なるページにアクセスできるURLが掲載されているのです。
クリックすると、今見ていたグループの着うた配信サイトが現れました。
戻って、別の俳優さんのページを開くと、またスクロールしたところにURLが張られています。
舞台のチケットを申し込むページに繋がりました。
このようなことは珍しいことではないし、逆によく目にする光景でもあります。
しかし、違和感を覚えました。
昔は雑誌で情報を得たり、チケットは店に並んで購入しました。
歌を聴くにはCDを買ったし、好きなグループの情報は簡単に入手できるものではありませんでした。
苦労するから、それが特別に感じるし、記憶に焼き付き、思いがこもります。
しかし、スマホがあれば自分の手の中の小さな機械で、全てが可能なんです。
考えるものがありました。
同じことをしているように見えても、手元には何もないし残っていないのです。
私がスマホに依存しているのも、最終的には同じです。
快適さにごまかされて何かが見えなくなっていそうです。